PCのアンチウィルスソフトのファイアウォール機能の影響が考えられます。 ラピッドアクセラレータモードでは実行ファイルを作成し、TCP/IPポートを通して通信を行っており、ファイアウォール機能がこの動作を異常処理とみなして通信をブロックすることがあります。 アンチウィルスソフトの機能を停止して、エラーが発生するかを確認してください。 ウィルスソフトの機能変更が難しい場合は、次のようにSIMコマンドで実行してください。
sim('vdp')
SIMコマンドの場合は、ファイルを介したやり取りを行いますので、アンチウィルスソフトによる影響はありません。 なお、SIMコマンドを使用した場合、ラピッドアクセラレータではScopeブロックには結果が表示されません。結果を確認したいときは、「データをワークスペースへ保存」にチェックを入れてSIMPLOTコマンドで確認してください。 例えば、変数名がScopeDataで形式に時間付き構造体を選択した場合は、次のように実行します。
simplot(ScopeData)