注意:ウイルス対策ソフトによる問題は通常 Windows 環境で発生するため、本記事は Windows のみを対象としています。
ウイルス対策ソフトによる干渉を検出する方法
MATLAB や Simulink で発生しているパフォーマンス低下が、ウイルス対策ソフトによるものかを確認するための方法をいくつか紹介します。
- リソース モニター または タスク マネージャー を開き、MATLAB や Simulink で動作が遅くなる状況を再現しながら、CPU 使用率の高いプロセスを確認してください。
その際、ウイルス対策ソフトの CPU 使用率が急激に上昇している場合、干渉している可能性があります。
「ネットワークありのセーフ モード」 で Windows を起動します。これにより、起動時に実行されるプログラム(通常はウイルス対策ソフトを含む)が最小限に抑えられます。
この状態で MATLAB を起動し、問題が解消される場合は、ウイルス対策ソフトが原因である可能性が高いと考えられます。それでもパフォーマンス低下の原因がウイルス対策ソフトか判断できない場合は、MathWorks テクニカルサポートへのお問い合わせをご検討ください。ウイルス対策ソフトの干渉を防ぐ方法
多くのウイルス対策ソフトには、「除外リスト(Exclusion List)」やそれに類する機能があります。
ご自身および貴社の IT ポリシー上問題がなければ、以下を除外リストに追加することで、パフォーマンスが改善される場合があります。
- MATLAB 実行ファイル(MATLAB.exe)
- MATLAB Root フォルダー
- MATLABWebUI 実行ファイル(MATLABWebUI.exe)
「MATLAB Root」フォルダーは、以下のコマンドで確認できます。
- MATLAB.exe は、「MATLAB Root」フォルダー内の bin フォルダーにあります。
- MATLABWebUI.exe は、「MATLAB Root」フォルダー内の \bin\win64 フォルダーにあります。
これらの設定が行えない場合や、期待した効果が得られない場合は、社内 IT 部門またはウイルス対策ソフトのベンダーに相談することを検討してください。