このエラーは以下のような場合に発生することがあり、通常 MATLAB の利用には影響しません。ログ ファイル上に「DENIED」エントリーを表示させないように設定することは可能ですが、トラブルシューティングに役立つ情報となるため、弊社では推奨しておりません。
- ライセンスファイル内にソフトウェア保守サービス期限の異なる製品が混在している
- 同じライセンス サーバー上で複数のネットワークライセンスを管理している
ライセンスファイル内にソフトウェア保守サービス期限の異なる製品が混在している
「DENIED」エントリーは、ライセンス ファイルにソフトウェア保守サービス期限の切れた製品が含まれている場合に発生します。
たとえば、Concurrent License に 保守サービスが有効な 2 つの MATLAB の シート(最新版を含むすべてのリリースの MATLAB を利用可能)と、2015 年以降更新されていない 1 つの MATLAB のシート(R2015b 以前のリリースのみ利用可能)が含まれている場合、ライセンス マネージャーは、最初に古いライセンス シートを使用できるかどうかを確認します。ユーザーが R2015b より新しいリリースの MATLAB クライアントを使用している場合、このシートが利用できないため、ログファイルに「DENIED... (-25) 」が記録されます。次に、ライセンス マネージャーは新しいライセンス シートが利用可能か確認します。これに成功すると、「OUT: MATLAB」が記録されます。
ライセンスマネージャーが複数回古いライセンス シートの取得に失敗し、ログ上に複数の「DENIED」メッセージがある場合でも、最終的にチェックアウトに成功すれば、エンドユーザー側にエラーメッセージは表示されません。したがって、「DENIED」エントリーのすぐ後ろに同じ製品と同じ ユーザー名@ホスト名 の「OUT」エントリーが続いている場合、通常 MATLAB の利用には影響しません。
同じライセンス サーバー上で複数のネットワークライセンスを管理している
1 台のライセンス サーバー上で複数のネットワーク ライセンスを管理している場合、ライセンス マネージャーは、常に特定の順序で各ライセンスに対するユーザーの利用資格をチェックします。そのため、同じライセンス サーバーから複数のネットワーク ライセンスが提供されている場合にも、「DENIED」エントリーが記録されます。複数のネットワーク ライセンスを 1 台のサーバーで管理する方法については、以下のページをご参照ください。
複数のライセンス ファイルを1つのサーバーで利用することはできますか?
同一のライセンス サーバー上で、Network Named User License と Concurrent License を運用するにはどのような設定が必要ですか?
利用するライセンスの順番を指定することが出来ますか?