オールパスフィルターは、Filter Design Toolbox(R2011aからは、DSP System toolbox)が提供している関数:iirgrpdelayのみになります。
関数:iirgrpdelayは、IIRフィルタの非線形位相応答特製を、線形位相応答に補正する為の関数になります。
入力には、各周波数毎に群遅延量を指定する形になり、指定した遅延量がそのまま、フィルタ出力に反映されるわけではなく、バイアス量の遅延量も付加されることになります。この関数が生体信号処理に適しているかは、ユーザーが判断する必要があります。