外部トリガを使用する場合は ANALOGINPUT または ANALOGOUTPUT オブジェクト内の "TriggerType" プロパティを "HWDigital" に設定する必要があります。その際、データ取得開始の条件を "TriggerCondition" プロパティで設定します。
例えば、National Instruments (NI) 社製デバイスの場合、デフォルトの設定は "NegativeEdge" (立ち下り)になっていますので、必要に応じて設定します。この場合、DIGITALIO ラインを "1" に変更するだけではトリガは発生しません。この状態で GETDATA 関数をコールしてもデータ収集は開始されていませんので、所定の時間でタイムアウトになります。
トリガを確実に認識させ、データを収集するためには以下のどちらかを実行します。
1. "TriggerCondition" プロパティを "PositiveEdge" に変更し、DIGITALIO ラインを "0" から "1" に変更する。
2. "TriggerCondition" プロパティを "NegativeEdge" に変更し、DIGITALIO ラインを "1" から "0" に変更する。
putvalue(dio,1) %<------
start(ai)
putvalue(dio,0) %<------
getdata(ai,ai.sampleaavailable)
外部トリガ信号を使用する場合、上記の他にも以下をご確認ください。
・ 外部トリガのトリガ入力端子へ、トリガ信号の配線が接続されているかを確認します。また、トリガ信号が正常に送信されているかも確認します。
・ NI 社製デバイスで "HwDigital" を設定した場合、 "HwDigitalTriggerSource", "TriggerCondition", "TriggerConditionValue" プロパティの設定も必要になります。詳細は以下のヘルプをご覧ください。