BusSelecto​rの入力信号のフィル​タ結果をMファイルか​らアクセスする

下図のように、BusSelectorに入力した信号にフィルタをかけた結果を、Mファイルで取得したいです。

階層構造ではないバスならば、get_param(’untitled/BusSelector’,'InputSignals')で取得した後に検索すれば良いと思うのですが、

階層構造が複雑になってしまうと、どう処理して良いかわかりません。

BusSelectorのフィルタ結果を返すコマンドはありますか

もしくは、階層構造となったCell文字列から、要素を検索する方法はありますか。

アドバイスお願いいたします。

Answer 1

[Atsushi Ueno]

＞BusSelectorのフィルタ結果を返すコマンドはありますか

質問文にあるget_paramの引数を’OutputSignals'にすれば、フィルタをかけた結果が得られます。

get_param('untitled/BusSelector','OutputSignals');

ブロック固有のパラメーター - MATLAB & Simulink - MathWorks 日本

InputSignals:バス内信号 (行列 — {'{}'})

OutputSignals:選択した要素 (文字ベクトル — 'signal1,signal2' 形式)

[Mamoru Mabuchi]

質問が不明確で申し訳ありません。

上記の例ですと、下記の処理をMファイルから実行したいです。

・検索キーワードを「d」に設定する方法

・検索キーワードを含む候補一覧「dddd」を取得する方法

[Atsushi Ueno]

的外れな回答で申し訳ありません。

Bus Selectorのフィルタ結果ではなく、フィルタ処理自体が必要なのですね。このフィルタ処理は「Bus Selector」のみならず「信号階層ビューア」や「バス要素の値の表示」でも使える機能ですね。詳細は別回答とさせて頂きます。

[Atsushi Ueno]

やった事①：BusSelector等で用いる「フィルタ」機能をコマンドで使う方法を探す

分かった事①：当該方法が見つからない

やった事②：バスの階層を構造体として取得する

バス情報の表示 - MATLAB & Simulink - MathWorks 日本「バスの階層と仮想性のプログラムによる取得」

ph = get_param('untitled/BusSelector','PortHandles'); %バス情報を必要とする端子のハンドルを取得
sh = get_param(ph.Inport, 'SignalHierarchy'); %端子での信号の階層を取得

わかった事②：必要なのは信号名だけで、「階層構造となったCell文字列」と型が違うだけ

やった事③：「階層構造となったCell文字列」から文字列を検索する

myclstr = get_param(’untitled/BusSelector’,'InputSignals');
unpackcell('bus1', myclstr, 'd'); %「階層構造となったCell文字列」から文字列を検索する

function unpackcell(name, mycell, fword)
for i=1:size(mycell)
    if iscell(mycell{i}) % セルなら同じ関数を再帰コール
        unpackcell([name '.' mycell{i}{1}], mycell{i}{2}, fword);
    elseif contains(mycell{i}, fword) % フィールドが検索文字列を含んでいたら表示
        disp([name '.' mycell{i}]);
    end
end
end

わかった事③：トップ階層のバス名を取りこぼす(文字列として与えた)。文字表示だけでフィルタ機能としてバス構造を出力していない。cellfunを適用できない。

次にやる事③：②で出力した構造体のフィールドを検索結果として出力できるようにする。また処理にはcellfunを使う

類似の質問を探したりもしましたが、トップコントリビュータは「プログラムで変数名を扱うべきではない」とコメントしており、なかなか目的にあう回答が見つかりません。しかし私は目的を理解しており、もっと良い方法があると思っているので、引き続き良い方法をさがして別回答にて回答するつもりです。

Answer 2

[Mamoru Mabuchi]

ご丁寧な回答、ありがとうございました。

アドバイスいただいたunpackcellを、cellを分解した文字配列として取り込んだ後、contains関数を用いて候補を絞るように改造することで、やりたいことが解決いたしました。