静的コード解析で変わる!今こそ始めるC/C++組み込みソフトウェアの品質・安全・セキュリティ
概要
近年、組み込みソフトウェアの開発現場では、品質の確保、機能安全の遵守、そしてサイバーセキュリティ対策がかつてないほど重要視されています。自動車業界ではISO 26262、産業機器ではIEC 61508、そしてサイバーセキュリティに関してはISO/SAE 21434やCyber Resilience Act(CRA)など、国際規格への対応が求められる時代となっています。
これらのソフトウェア要求に応えるためには、従来のテストやレビューだけでは不十分であり、開発初期からのリスク検出とコード品質の可視化が不可欠です。そこで注目されているのが、静的コード解析です。
ハイライト
本セミナーでは、C/C++による組み込みソフトウェア開発において、静的コード解析ツール「Polyspace」を活用することで、以下をどのように実現できるかを初心者にもわかりやすくデモを交えて解説します。
- MISRA C, CERT C/C++, CWEなどのコーディング規約の遵守
- ゼロ除算やオーバーフローなどのランタイムエラーの未然防止
- 認証情報, DoS攻撃などのセキュリティ脆弱性の早期検出
- モデルベースデザイン(MBD)における生成コードの品質確保
- ISO 26262, ISO/SAE 21434, CRAなどの国際規格への準拠支援
参加対象者
- コード (C/C++)検証の業務に関わられている方
- ソフトウェア品質やセキュリティ強化に取り組まれている方
- CI環境の構築を担当されている方
講演者について
田中 康博 MathWorks シニアアプリケーションエンジニア
手書きコード、モデルベース開発(モデルベースデザイン, MBD)による車載システム開発に十数年にわたり従事。
日本でのPolyspaceのリードエンジニアを担当する傍ら、これからモデルベース開発を始める企業への
立上げ支援の実績多数あり。2016年より現職。
アジェンダ
| 時間 | タイトル |
13:30-14:10 |
静的コード解析で変わる!今こそ始めるC/C++組み込みソフトウェアの品質・安全・セキュリティMathWorks シニアアプリケーションエンジニア 田中 康博 |
14:10-14:20 |
Polyspace導入サポートとライセンス体系について MathWorks Polyspace営業担当 渡邉信行 |
14:20-14:30 |
質疑応答 |